寒さを苦手とするカメムシですが、日本一北部に位置する北海道には発生するのか?
その真相を調べてみました。
カメムシは冬にもいる?
カメムシといえば夏の暖かい時期に発生するイメージが強いと思います。
実際に発生時期は6月~7月ですので一番多く発生しているのは間違いありません。しかし、カメムシの寿命は約1年。
その間にカメムシは越冬をしなければなりません。
では、寒さに弱いカメムシがどのようにして越冬しているのか?それは、暖かいところに避難するのです。
その最たる例が家の中です。
北海道といえど例外ではなく、あの極寒の地を生き抜くために必死で侵入してきていることでしょう。
あの人類の敵といっても過言ではないゴキブリは北海道では生息していないようですが、カメムシは他の地域と変わらず
広い範囲に分布しています。
朝起きたら枕元にカメムシが!!!なんておぞましい朝を迎える時があるかもしれません。
通常ですと石の裏や樹木の隙間、家屋の影などにいるようですが、何にせよ家への侵入は勘弁して欲しいものですね。
他の県より被害が多い?
これは一概には言えませんが、そういった話はよくあるようです。
特に家に侵入してくる頻度は高いようです。
害虫が大量発生する割合も高いとか?いづれにせよこれらを裏付ける根拠はありませんが、広大な台地に豊富な自然。
当然、果物や野菜などのカメムシが好みそうな環境が揃っているのは間違いありませんので、大量発生する頻度が高くても不思議ではありませんね。
ちなみに、北海道に生息しているのはスコットカメムシという種類。
家屋等で見かける時期は5月と10月~12月です。
東北北部にもこの種類のカメムシが生息しており、比較的北海道と生態は似ているみたいです。
北海道以外の地域ではマルカメムシが多く生息しております。
まとめ
基本的に昆虫は寒さに弱い種類がほとんどですので、北海道にカメムシが大量発生するのは意外でした。
多様な生態系の北海道ですので、そう考えれば不思議なことではないのかもしれませんね。
しかし、ゴキブリがいないってだけでものすごく羨ましかったんですが、カメムシの被害が多いと考えるとどこに住んでても同じですね。
いや?カメムシだけって考えるとそっちの方がいいのか?まぁ何にせよ、地元が1番ですね!