2014年。広島県が聞くもおぞましいある注意報を発表しました。
果たしてその中身とは?
カメムシ類が大量発生するかも?
過去のことにはなりますが、2014年6月。広島県が「病害虫発生予察情報注意報」なるものを発表しました。
この注意報とはなんぞや?と思い調べたところ、県内に設置してある集合フェロモントラップというものがある様子。
このトラップは害虫を捕獲する装置なのですが、このトラップに「果樹カメムシ類」が大量に捕獲されると過去の大量発生した時期と比べて
同等かそれ以上の場合、上記の注意報が発令されるというこです。
カメムシが大量発生した場合、梨・葡萄・桃・柿・林檎などの果樹全般に甚大な被害をもたらすことが多いです。
その為、果樹園などの関係者に向け防除を呼びかける注意報だったのです。
カメムシが大量発生する傾向としては6月から7月にかけてが1番多いようです。
農家の方が一生懸命育てた大事な果物の果汁を吸い、斑点ができたり表面がデコボコになったりするそうです。
カメムシ大量発生のオカルト
1つ目は、カメムシが大量発生した年は雪が多く降る。
なんて話を積雪量の多い地域ではされるそうです。
特にご年配の方に多いようです。
今のところ根拠となるような研究資料等はないです。
2つ目は地震が起きるということです。
地震に関しては地震雲や動物の奇行など数多くの話がありますが、どれも根拠はありません。
どうやらこの話はカメムシが大量発生した年に阪神大震災や東日本大震災があった為、ネットで情報が拡散されていただけのようです。
まとめ
カメムシの大量発生は頻繁とはいかずとも、ちょくちょく出ているようです。その主な原因としては、戦後の造林によるものでは?との意見があります。
戦後事業として杉・檜などの大量造林によりそれを好むカメムシが発生したのでは?ということです。
オカルトにしても先人の知恵が今の時代になって科学的に解明され、実は正しかったなんてこともしばしばあるので、将来的には何らかの関係性が分かるかもしれませんね。
なんにせよ、カメムシが大量発生しても我々には何にも良い事がないのは確か。