カメムシという呼び方が全国共通語だと思っていたのですが、地方によっては別な呼び方も存在しているようです。
ん?なんですか?
生まれてこのかた、カメムシのことをカメムシという呼び方以外を聞いたことがありませんでしたが、調べてみると実に多くの呼び方がありました。
特に地域の方言として浸透しているようですね。下記に一覧をまとめてみました。
ワクサ・ワックサ(群馬県・埼玉県北部)
ヘコキムシ・ヘッピリムシ(多くの地方)
クセンコ(クセンコムシとも・青森県)
アネコムシ・ヘメコムシ・ヒメコムシ・ドンベムシ(秋田県南部山間部など)
ヘタガニ又はヘチガネ・ジョロピン、(新潟県の一部)
ヘクサクンまたはトモコチャン(長野県南部)
ヘクサンボ(富山県の一部)
ヘクサムシまたはヘクソムシ(山形県~福島県)
ガメ(岐阜県の一部)
マナゴ(和歌山県)ジョンソン・ジョロムシ・オヒメサマ(兵庫県日本海側の一部)
ヒメムシ・ヨメサンムシ(京都府丹後地方)
ガイザ・ガイダ・カイダ(ムシ)(兵庫県~岡山県の山間部)
ホウムシ(島根県西部)、
ハットウジまたはハトウジ(岡山県~広島県の山間部)
ホウジ(山口県)
ジャクジ・ジャクゼン・ブイブイ(愛媛県)
フウ(九州地方)
九州地方に住んでいましたが、フウと呼んでいる人にはあったことはありませんね。
やはり、県の中でも一部の地方限定と考えていたほうがいいみたいですね。
北海道では?
上の一覧でも分かる様に、北海道での呼び方はでてきませんでした。
もともと北海道は地方も方言自体も少なく、イントネーションも雪国には珍しく訛りが無い為、呼び方にも変化はなかったのかもしれません。
もしかしたら、家庭によっての呼び方などはあるかもしれませんが、極々一部でしょう。
まとめ
個人的には、へクサやヘコキといった呼び方が多いのは納得の結果でした。やはり先人達も我々と同じ様に思っていたんですね。
兵庫や京都などを境に段々何の虫かは分からなくなってきていますね。ジョンソンやガイザなんてホントに言ってるの?と疑いたくなるレベルです。
推測ではありますが、外国人が呼んでいた為その地域にその呼び方が根付いたなんて話は結構聞くので、あの辺りだともしかしたら
外国からの影響があったのかもしれませんね。