カメムシは無害に見えて実は毒性があるのでは?
という話を聞いたので今回はカメムシの毒性について調べてみました。
カメムシは人を刺すのか?
基本的にカメムシは草食なので人を刺すことはありません。
ただ刺されたという話は良く聞くので、可能性がゼロというわけでもないようです。
実際に刺された人の話を聞くと結構な激痛が伴うとのこと。
中には蜂に刺されたより痛いのでは?という人もいるとか。
30分程痛みの余韻が続き完全に直るまではかなりの時間を要するようです。
個人差もあると思いますが、2~3ヶ月かかったとの事例もあるようです。
皮膚の弱い人にはまるで火傷をしたようなヒリヒリ感があるとのこと。
刺された跡も長いこと残りやすいようなので夏場などは特に注意したいところだ。
どんな毒を持っているのか?
カメムシは葉っぱや果物を食べ易くする為に消化酵素を含む唾液を流し込みます。
ジンジンを痛む理由はこの唾液のせいです。
人体には影響はないのですが、しっかり消毒し市販の薬等でケアしてください。
どうしても気になるという方は、病院で診察してもらうことをお勧めします。
カメムシはこれとは別にアルデヒドという毒成分を持っています。
これはカメムシの足の付け根にある臭腺からでる油状の液体のことです。
カメムシから嫌な臭いがするのはこのアルデヒドが分泌されている為です。
このアルデヒドは外敵から身を守るために分泌するのですが、
実は狭い容器にカメムシを入っれぱなしにしておくと、自分の毒成分で失神してしまうそうです。
兎にも角にもカメムシに刺された時のみ気をつけていれば問題はなさそうです。
まとめ
今回は意外と知られていないカメムシの毒成分の話でした。日本にいるカメムシにはさほど危険な種類はいないのです。
生命に関わるような毒はないので安心してください。
しかし、海外のカメムシには吸血性のカメムシもおり感染症などの原因になるので海外旅行する際には十分に気をつけて頂きたいです。
日本のカメムシにも刺されてアレルギー反応を起こすことが極稀にあるそうなので、少しでもおかしいなと感じたら診察を受けてください。