夏の枝豆とビールはよくイメージしますが、枝豆の栽培にはマルカメムシを栽培者はイメージするのかも知れません。
そこで、枝豆につくカメムシの種類と防除について学びました。
臭いイメージのあるカメムシですが、同時に害虫になってしまうカメムシの種類がありました。
枝豆につくマルカメムシ
枝豆といえばマルカメムシといわれています。
マルカメムシとは、イチモンジカメムシやホソヘリカメムシなどカメムシの種類です。
カメムシの種類は豊富ですが、駆除の方法はだいたい同じです。
カメムシは歯を齧ることなく針状の口で、野菜などを刺して養分を吸い取るので、見た目の被害がないので、放置すると被害の拡大になりますので注意しましょう。
その中で、特にマルカメムシは豆類が好物のようです。
幼虫も成虫も野菜に被害を加えますので、一年を通して防除や駆除をしましょう。
枝豆につくカメムシの防除
カメムシが多く発生する畑では、開花から豆ができるまで、1から2週間間隔でスタークル顆粒水溶剤やアルバリン顆粒水溶剤、アクタラ顆粒水溶剤。
トレボン乳剤、キラップフロアブルなどを散布します。
ご使用の際には説明書をよく読んで気を付けましょう。
また、サンサンネットなどを被せてカメムシの侵入を妨害しましょう。
カメムシなど野菜を守るには、農薬しかないようです。
ホソヘリカメムシなど近くに雑草が生い茂っていると、そこから発生します。
クサギカメムシやチャバネアオカメムシなどスギの球果を餌にしているので、暖冬の翌々年には大量発生の可能性がありますので、注意しましょう。
まとめ
身近な枝豆にも身近なカメムシがいました。カメムシの種類はたくさんありますので、中には害にならないカメムシもいます。
カメムシはカメムシ目に属する昆虫の総称ですから、色々なカメムシがいて当然のようです。
ビールのおつまみの枝豆につくカメムシは、カメムシ全体では少ないようですが、栽培の時には特に注意しましょう。