カメムシの繁殖力は、一回に産卵する数は10個~100個で、一般的には昆虫の中では普通と言われていますが、カメムシの中でも繁殖力が高いといわれているクモヘリカメムシについて探ります。

クモヘリカメムシ

ホソヘリカメムシ科で体長は15~17ミリです。

体形は細長い。

体は緑色で、翅は茶色、長い触覚を持っています。

亡くなると、体色が黄色に変色します。稲科の植物を好物として吸汁し、冬は杉や竹林の足元で越冬し、5月下旬から6月初旬に現れこどもを出産し、1シーズンで、第1世代、第2世代、第3世代まで増え続けていきます。

分布場所は、本州、四国、九州、沖縄です。

クモヘリカメムシは、大型で繁殖力が強く、数百メートル移動できるとても高い飛行能力を持っています。

また、数キロ程は、1世代2世代と世代交代をしながら移動可能です。

越冬する場所は、杉や竹林の足元が多くあります。

カメムシ 繁殖力

1匹が1日に吸う米粒は5粒ほどで、もち米よりもうるち米が好物です。

クモヘリカメムシが好む条件として、湿気や日陰、風通しの悪い場所、雨天、中山間地があります。

逆に好まない条件は、乾燥や日向、風通しの良い場所、晴天、平野地です。

好きな匂いはお米で、風の強い日は花の匂いが分散されるため、寄りつきにくいです。

チガヤやカヤツリグサ、エロコログサ、メヒシバなどの柔らかくて吸いやすいものがお米よりも好物なので、お米の花が咲くころにイネ科の雑草を抑えておくと、クモヘリカメムシが増えにくいです。

農薬散布をするようになってからは一時期減る傾向にありましたが、近ごろでは、農薬に抵抗力のあるクモヘリカメムシも多く現れています。

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まとめ

クモヘリカメムシは、お米が好きで川沿いや山間地に発生しやすい傾向があります。

繁殖力は1シーズンで3世代まで増え続けるので、かなり高いといえます。

農薬に抵抗力のあるクモヘリカメムシが出てきているため、お米などの農作物被害を考えると、病害虫といわれるクモヘリカメムシの繁殖力の高さは深刻な問題となっています。

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