2013年に福岡でカメムシの大量発生がありました。

当時は、ベランダに干した洗濯物にカメムシやカメムシの卵がついている、庭の木にたくさんのカメムシがついている、剪定する木にカメムシが大量発生しているなど、住民からは悲鳴に近い声が多くあげられています。

カメムシは、農作物に被害を出す病害虫として有名ですが、カメムシの天敵は何か、また良いカメムシや、悪いカメムシ、ふつうのカメムシはいるのか見てみましょう。

カメムシの天敵

カメムシの天敵として代表的なのは、寄生蜂です。

カメムシの卵に寄生蜂は卵を産みつけ、その蜂の幼虫がカメムシを食用とします。

その習性を利用した生物農薬として研究も行われています。

自然や生き物の環境にやさしい方法として注目されています。

他にカメムシを食べるのは、カマキリクモ野鳥アリなどの昆虫を食べる生き物や、食虫植物がありますが、好んでは食べません。

カマキリは、青臭い臭いが漂うようですが臆することなくムシャムシャ食べます。

また、不思議なことに最強の天敵は、カメムシです。

密閉容器にカメムシをたくさん入れて、つついて刺激を与えると一斉に臭いを放出します。

その臭いで気を失ったり、亡くなります。

アルデヒドという毒性を持つ成分が、臭いの中にあるからです。

良いカメムシ

カメムシは、人間の生活に役に立つ良い行いをするカメムシがいます。

ハナカメムシの仲間のヒメハナカメムシは、農作物に被害を出すアザミウマなどの農業害虫を捕食して、農作物を害虫から守ってくれます。美味しい無農薬野菜ができるのも、

ヒメハナカメムシのおかげなのです。

悪いカメムシ

ベランダや庭の木などで見かけるカメムシは、不快害虫となります。

他にも衛生害虫や農業害虫もいます。中でも、農業害虫として扱われるカメムシは、みかんやナシなどの果実系の汁や、田んぼの米の汁を吸うため、作物がだめになってしまいます。

カメムシは植物の葉や根っこ、茎、米などから汁を吸うものや、蛾や芋虫などを食べる肉食系のものまで食べものが違います。

また、カメムシの種類により悪臭の臭いも違います。中には臭いを出さないカメムシもいるようです。

カメムシ 大量発生 福岡

ふつうのカメムシ

良いカメムシや悪いカメムシ以外の他のカメムシです。

このふつうのカメムシは、タガメアメンボセミなどになります。

意外ですが、立派なカメムシの仲間です。

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まとめ

カメムシの天敵で代表的なものは寄生蜂です。カマキリ、クモ、野鳥、アリ、食用植物も食べますが、好んでは食べません。最強の敵はカメムシ自身ですが、アルデヒドという毒性をもつ成分がカメムシの出す臭いの中にあるからです。

良いカメムシは、農業害虫を捕食するヒメハナカメムシで、悪いカメムシは、ベランダや庭の木で見かけるカメムシ、ふつうのカメムシはタガメやアメンボ、セミです。

寄生蜂が、カメムシを食べる生物農薬として研究が行われていることは、環境にもやさしくとても興味深いことです。

 

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