赤いお腹のカメムシはホオズキカメムシです。

またホオズキカメムシは、なぜお腹が赤いのでしょうか?

ホオズキカメムシとはなんでしょうか。

生態と共に解明していきます。

ホオズキカメムシのお腹はなぜ赤いのか?

カメムシの種類で多くは目立つような模様を持っていますが、これを『警戒色』といいます。

保護色が周りに溶け込んで、隠れるための体色を持つのはよく知られていますが、

警戒色は、自分の存在は有毒などの害があることを知らせることで、攻撃をさせないようにする防御のための体色と考えられています。

ホオズキカメムシのお腹は鮮やかな赤色をしていてとても目立つ理由は、この警戒色からきています。

ホオズキカメムシとは

ホオズキカメムシは、ヘリカメムシ科のカメムシの一種で、名前にあるように、ホオズキを含むナス科植物などの害虫です。

また縄張り行動などの研究でも知られています。

地味な褐色のカメムシですが、形はオオヘリカメムシなどの流れを受け継ぐ厳つい容姿をしています。

前胸の両肩は怒り肩で、雄は後肢が太いです。

名前のとおり、ホオズキを食害します。

他にもナスやトマトなどを食べる農業害虫です。

ホオズキカメムシの生態

ホオズキカメムシは、濃茶色で腹部側面に縞模様があり、体表面に細かい短毛があります。

ホオズキやトマト、ナス、ピーマンなどの幹に集まって栄養分を吸汁し、木が栄養不足で枯れることもあります。

カメムシの天敵で有名なのが、寄生蜂やカマキリで、寄生蜂はカメムシの卵に産卵して産まれた蜂の幼虫がカメムシを食べます。

カメムシタマゴトビコバチ』は有名で、カメムシによる農業被害を防ぐために農薬ではなくて、この寄生蜂のしくみを利用してカメムシを減らす生物農薬としての利用が日々研究されています。

カメムシ お腹 赤い

ホオズキカメムシの産卵習性

ホオズキカメムシのメスの成虫は、草の上に集団を作り、1匹のオスがそれらを守り、共寝するハレムを作ります。

メスの成虫は、ハレムのある株で産卵することもありますが、別の株に移って産卵することもたびたびあります。

スポンサードリンク

まとめ

ホオズキカメムシのお腹の赤色は、警戒色の役目を持っていて、ホオズキやナスやトマトを食べ、縄張り行動をします。天敵は寄生蜂で、カメムシを減らすことで有名な『カメムシタマゴトビコバチ』は、寄生蜂のしくみを利用して生物農薬として研究されています。ホオズキカメムシのオスは、ハレムを作り、メスはその株で産卵します。

ホオズキカメムシはこのようにとても特徴的な生態をもっています。

スポンサードリンク